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お寺って入りにくい場所ですか?

1950年代くらいまで、お寺の境内は子どもたちの遊び場であり、お堂は住民や門徒の方々が日常的に立ち寄る「地域の場」でした。時代は進み、高度経済成長や核家族化など様々な生活環境の変化によりお寺は徐々に皆様にとって、日常の暮らしのなかにある存在ではなくなっていきました。

そして現代、コワーキングスペース、コミュニティカフェ、シェアスペースなど、日本各地で民間主体による「地域の場」づくりが盛んに行われるようになりました。人口減少や少子高齢化という時代の流れで閉塞感が増える地域に、気軽に立ち寄れる場があることで人との出会いや新たな発見があり、さらにコミュニティが形成されるという現象も起きています。地域の場があることで様々な課題に対応し、暮らしの充実度が上がるとも期待されています。

善西寺では2017年頃から「いつも、ともにあった、お寺を、いまも、ともにある、お寺へ」をスローガンに「善西寺りてらプロジェクト(RETERA)」を進めています。コンセプトは「りてら=お寺の本来の姿を今に伝える」で、名称にはRegeneration:再生、Release:解体、Literacy:適切な理解・解釈という意味が込められています。

プロジェクトの第1フェーズ(1.0:「みえる」から「つながる」)は情報のアウトリーチ事業として、地元ローカルWEBメディア「OTONAMIE」とタイアップを行い、それぞれの記者目線で捉えた現代におけるお寺に必要な役割などを記事として情報発信を行いました。

第2フェーズ(2.0:「つながる」から「たすかる」)では、唐の善導(ぜんどう)大師の譬え「二河白道(にがびゃくどう)・二河譬」をコンセプトにした場「MONZEN」を山門の前につくりました。

善西寺ではお寺やMONZENを始め、地域のコミュニティにも出向かせていただき、本サイトのカテゴリーになっている様々な活動を行っています。善西寺通信ではそのような活動に関することを、善西寺と繋がりのある方々とともにお伝えしていきます。

必要とされる方々に届きますように!
あなたに良きご縁がありますように!

善西寺通信編集部一同

善西寺通信編集部

善西寺通信編集部

三重県桑名市にある善西寺のWEBメディアです。必要とされる方々に届きますように!あなたに良きご縁がありますように!

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